私の心にはまだあいつがいて、
最後の別れがどうしても忘れることができない。
オトナがコドモに本気になるわけなんてないって
ちゃんと考えればわかることだったし、
遠距離なんてそんなに長く続くことなんて
冷静になればわかることだったけど。
それでも私はあいつが好きだったから。
ひとりよがりな恋かもしれなかったけれど。
好きだったから。
今年の春、最期にあった日。
最後のえっちをして、その足で彼は彼女の元へ行った。
私は彼の部屋に取り残されたまま。
ひとりぼっち。
まだ覚えてるのは忘れられないからなのだろうと思う。
まだ忘れられない。
だけど次に行きたい。
後悔はしてはいないけれど、それでもやっぱり悲しい・・・のかもしれない。
今年も終わる・・・。
今度こそ、ばいばい。
早く忘れたい。
忘れなくてもいいかもしれないけど、
今は思い出すとまだ辛いから。
ばいばい。
来年からはもう思い出さないようにするよ。

今年も・・・終わり・・・

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